自動更新の検出頻度
Group Policy Home Windows 10 and Windows Server 2016 (current) 自動更新の検出頻度
利用可能な更新を確認する前の待機時間を決定するための時間を指定します。正確な待機時間は、特定の値とランダムな可変数値 (0 – 4 時間) を合計した時間になります。
状態が有効に設定されている場合、指定した間隔で使用可能な更新が確認されます。
状態が無効または未構成に設定されている場合は、既定の間隔である 22 時間で利用可能な更新が確認されます。
注: このポリシーを有効にするには、[イントラネットの Microsoft の更新サービスの場所を指定する] 設定を有効にする必要があります。
注: [自動更新を構成する] ポリシーが無効になっている場合は、このポリシーは効果はありません。
注: このポリシーは、Windows RT ではサポートされていません。このポリシーを設定しても、Windows RT PC に影響はありません。
サポートされるバージョン: Windows XP Professional Service Pack 1 または Windows 2000 Service Pack 3 以降 (Windows RT を除く)
イントラネットが無い場合には「22時間」は意味がないのだろうか?
イントラネットの Microsoft 更新サービスの場所を指定する
Group Policy Home Windows 10 and Windows Server 2016 (current) イントラネットの Microsoft 更新サービスの場所を指定する
状態が [有効] に設定されている場合、自動更新のクライアントは、 Windows Update ではなく、指定されたイントラネットの Microsoft 更新サービス (または代替ダウンロード サーバー) に接続し、更新プログラムの検索およびダウンロードします。この設定を有効にすると、組織のエンドユーザーがファイアウォールを通過して更新を取得する必要がなくなり、あなたは更新を展開する前にテストできるようになります。
「22時間」は「WSUS(Windows Server Update Services)」を使っている人にしか意味がないらしい。
WSUSとは、Microsoft から配信されるWindows Updateプログラムを管理し、企業内の端末への配信を一時的に抑止・管理できる機能のことである。WSUSサーバーを社内に設置することで、このWSUSサーバーがMicrosoft のアップデートサーバーから更新プログラムを受信し、社内PCのUpdateを管理する仕組みだ。
使える! 情シス三段用語辞典79「WSUS(Windows Server Update Services)」-情シスNavi.
「自動更新の検出頻度」の「22時間」はWSUSサーバーからグループ内の端末へ Windows Update の更新プログラムをインストール仕組みで各端末がWSUSサーバーに更新プログラムがあるかチェックする頻度の既定値ということだろう。
要するに、Microsoft のサーバーにアクセスして Windows Update の更新プログラムがあるか確認する頻度(時刻や間隔)を指定する仕組みはないのかもしれない。その「自動更新の検出」が始まることによって使用中の他のプログラムに問題が生じるのを防ぐには「更新を7日間一時停止」して、問題が生じるプログラムを使用してない時に更新を「再開」するしかないのかもしれない。プログラムの更新が無いと続けて「更新を7日間一時停止」は利用できないらしいが、今のところ、「再開」直後にセキュリティ関連の更新プログラムがインストールされているような表示があって、別の日であれば続けて「停止」ができているような気がする。
次のページは Windows Update を無効にしていたにもかからわず、Update Orchestrator によって Windows Update が実行された件について。
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