つまらない独楽鼠→独鼠(ひとりネズミ)

 私のラジオネーム「ひとりネズミ」を漢字で書くとしたら「独鼠」だろうということで、使われてないか検索したら「独楽鼠」がヒットした。「コマネズミ」のことらしい。

 「独鼠」は「独楽鼠」の真ん中から「楽」を抜いた単語になる。だから、「独鼠」は「楽」が無い、楽しくない、つまらない「独楽鼠」ということになるかもしれない。

 「独楽鼠」の特徴として「コマ(独楽)のようにくるくる回る習性」があるらしい。だから「独楽鼠」と呼ぶのかもしれない。そして「独楽鼠のよう」ということわざがあるらしい。

 そう言えば聞いたことがある。「あちこち忙しく動き回る様子」ということで、「独楽のようにくるくる回る習性」があるからだろう。「楽」は「楽しい」の「楽」であるが、「楽(らく)をする」の「楽」でもある。「あちこち忙しく動き回る」のは「楽(らく)」ではないだろう。それでも「独楽鼠」には「楽」が入ってる。彼らは楽しいのかもしれない。
 「独楽鼠」の「楽」は「独楽」の「楽」なので、「楽しむ」という意味だと思うが…。なるほど、「独鼠(ひとりネズミ)」は楽しまない「独楽鼠」なんだな。


 改めて考えた。
 「独楽」には感情が無く自身が楽しむわけではない。「独楽」が回って楽しむのは「独楽」を見ている「人」。「独楽鼠」もくるくる回っていても楽しんでないかもしれない。「独楽鼠」がくるくる回っているのを見て楽しむのは「人」。「独楽」も「独楽鼠」も見ている「人」を楽しませているということになる。すると、「独楽鼠」から「楽」が抜けた「独鼠(ひとりネズミ)」は見ている人を楽しませない「独楽鼠」ということになる。ようするに、「独鼠(ひとりネズミ)」はつまらない「独楽鼠」ということになる。

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