「です」「ます」の語尾が伸びてるのを聴いて違和感

 数年前から若い人が話している「です」「ます」などで終わる言葉に違和感を覚えている。最初はラジオのパーソナリティの話しているのを聞いたのだけど、テレビのアナウンサーも同じように話していて、最近ではそれが標準なのかとも思った。

 どんな感じかを示すのに、発音やアクセントの記号を理解してないので、VOICEVOXの四国めたんさんに協力してもらって「よろしくお願いします。」を読んでもらった。

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VOICEVOX:四国めたん
VOICEVOX:四国めたん

 これが通常の「よろしくお願いします。」だと思うし、四国めたんさんはデフォルトで上のように読んでくれたのだが、最後の「す」をローマ字で書いた「su」の「u」を伸ばすと次のようになる。イントネーションは上と同じ。

VOICEVOX:四国めたん

 ちょっと違和感がある。
 そして、イントネーションも変えて、最後の「ス(su)」の「s」をちょっと強くして、前の「マ」を少し強くすると次のようになる。

VOICEVOX:四国めたん

 このように聞こえることが多い。それで違和感を覚えてる。

 今回は例として「よろしくお願いします。」を挙げたけれど、「です」「ます」で終わる言葉で語尾が伸びていることが多い。「です」「ます」以外で語尾を伸ばすのは昔から聞き慣れているせいか気にならないし、「でーす」「まーす」でも気にならない。気になっているのは「ですー」「ますー」と「す」を伸ばすからである。
 どこの誰の言葉が起源か分からないのだけど、私の記憶だと、アニメ「サザエさん」のタラちゃんがそんな感じだったかもしれない。でも、タラちゃんが起源だとは思えず…。誰が始めて誰が真似をし始めたのだろう? もしかして、どこかの地方の言葉?

 実は、改めて聞いてみて、上の例よりももっと違和感があったような気がしてきた。うまく再現ができなかったので、上のような感じでも違和感があるということで…。

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